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サンクトペテルブルクの恐怖

ここ1ヶ月ほど・・・よく眼にする広告あり。

「サンクトペテルブルクの恐怖」

という名のアトラクション。「ロシアでもここだけ!」が売り。
この広告ときたら、街を走る「トロリーバス(電気バス)」にも、無料月刊の小冊子にも、先日乗ったアエロフロートの機内誌にも。広告費が半端じゃなくかかってると思われ。

ワタクシ、怖がりなのに「怖いもの好き」。
小学生の時には、卒業文集に「霊能者になりたい」と書いたほど。

当初は全く興味はなかったのだけど、これでもか!これでもか!って広告を見るたびに興味がわいてきて・・・チチを誘っていってまいりましたよ~♪

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これから行かれる方々のために詳細は控えますが(笑)・・・

まず、入場料がお高いですわ、奥様。平日 400R 休日 500R・・・4か4.5をかけると大体の日本円の金額になりますが・・・所要時間が4-50分。面白くなかったら怒っちゃうよ!って金額ですね。

あと・・・アトラクションは人形も使ってますが、演技派の人間も混じってます・・・この人たちがなかなか芸達者。こういったアトラクション慣れしていないロシア人は(日本人はディズニーランドなどで似た系統を経験済ですよね?)入場する前から、「案内係」のセムシ男の芸達者ぶりに恐れおののいて泣きそうでしたよ(笑)。かわいいですね~(とかいいながら、私はチチの後ろに隠れていた)。

内容は・・・ディズニーの「ホーンテッド・マンション」よりよくできてました。
人形も精巧だし、音響も最新のものを使ってるし。テーマもロシア人なら誰でも知っている「ロシアにまつわる不思議モノ」「恐怖モノ」で、なかなか「教養高い」感じ。だから、血がどば~!っとか、骸骨がいっぱい!!とかを期待していると期待はずれかも・・・です。文学とか歴史をテーマにしたものが主ですからね。
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プーシキン「スペードの女王」
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エカチェリーナⅡの息子 パーベルⅠの暗殺事件
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タラカノワ皇女詐称事件。エルミタージュにこの事件をモチーフにした有名な絵があります。

中に入るとそんなに怖くないです(笑)。入場する前が一番怖かった・・・。
by teachermakizo | 2008-06-15 18:14 | その他