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ありょたんの眼

テレビも美しく映るようになり、ソファーも来て、やっとリビングで過ごす時間が多くなってきた。今まではなんだか「大きな廊下」みたいで(笑)なにやらにとのいつかないスペースだったのだが。ちちやははがリビングにいると、コドモタチもリビングに来る(笑)。キッチンに移動すると一緒に来る。広い部屋なのに、何故家族そろっていつもいつも1畳半くらいのスペースに集まっていなければならないのか。

今日もチチがお休みだったので、いつもの公園までぶぶぶ~っと車で行って遊んできたのだが、帰ろうというと帰りたくないと伏せたり、寝転んだりして抵抗した(笑)。さして楽しそうにもみえなかったのだが、彼は彼なりに楽しんでいたらしい。

ありょたんの眼は去年の今頃、眼科医で「あと2,3ヶ月で見えなくなる」といわれたのだが、獣医の宣告を裏切って今まで何とか無事に生活してきた。でも、ここ2週間の間に、なんだか見えて他方の眼も白くにごってきた。来るべき時が来たのかもしれないと思う。動いている大きなものは眼で追えるが、ちょっと遠くに離れてしまうと見失ってしまう。ちちがろじと追いかけっこしていても、チョッと離れると王子は二人を見失って、くるくる回りながらてんで違うところに行ってしまうか、全然違う人を追いかけていってしまったりする。あんなに上手だったボール投げも、いまやろじにボールをとられてしまうことがほとんどだ。

今日、ありょたんが公園で目の前にいた鳥を追いかけて走っていってしまったのだが、我々が呼んでも「耳だけで」場所を確認することになれていない王子は、どんどん反対の方向に走っていってしまい・・・あわてて追いかけたのだが、ろじが迎えにいって体当たり(笑)して、王子を連れてきてくれた。偶然かもしれないけどうれしかった。

獣医の宣告から1年。ありょたんの視力がなんとか今日まで持ってくれたことに、我が家は感謝している。この先、ありょたんがどんな苦労をするのか分からないけど、家族団結して毎日楽しく過ごせたら・・・と思う。神様が心の準備が出来るように1年も猶予をくれたのかな・・・。
by teachermakizo | 2006-08-13 23:53 | Alyosha