賄賂(爆)
NETで日本のNEWSを見ていたら、こんな記事。
ははは!
このアンケートに答えた人たちは、正直に答えていませんね?
だって、「賄賂を渡さずに、円滑に物事を進めていくことなんて不可能」だから。
外国人であるワタシ(1995~2000年 2005~現在までモスクワ在住)でさえ、何度となく賄賂(?)に当たるものを支払ってきたし、逆に「賄賂を要求」されたこともある。ロシア人で一度も賄賂を払わずに生活できた人がいるなんて話は、信じない(笑)。
現在はだいぶよくなって、賄賂を必要とされることはだいぶ減ったのは事実。前回の駐在時は今とは比べものならないほど、賄賂が横行してた。一応、正規の料金などが提示されていても、その金額だけを持っていたのでは駄目。いつでも多く、余分に・・・が絶対。
一般の外国人が賄賂を要求されるのは・・・・「交通警察」が多い気がするなあ。
今は(名誉のためにフォローするけれど)そういう人たちは少なくはなっている。
ただ、前回の駐在時、外国人の使用する車両のナンバープレートは色分けされていた。外交官は「赤」、駐在は「黄色」・・・・なので、車で街中を走っていると、理由もなく呼び止められ(外人目当てで)・・・あれやこれやと言いがかりをつけられて、「罰金ね」。または「免許を取り上げ」といわれ、こちらから「お金でどうにかならないかな」といわなきゃならない方向に持っていかれるとか。そんなこんなで、有形無形な形で賄賂が横行し、逆に「お金を払いさえすれば」「シロが黒に、黒がシロに」なることだってざらだった。ワタシはそれを見てきたし、経験もしたので間違いない。
現在、外交官以外のナンバープレートはシロに統一され(黄色がなくなった)、しかも「正当な理由もなく、車両を止める」ことはほとんどなくなった・・・変われば変わるもんだぁ・・・と感無量。ただおまわりさんもまじめになったので、困ることもしばしば。交通違反を犯して、まじめに処理されると、免許を取り上げられたり、遠くの役所に呼び出されたり、いろいろ不都合が生じる。そうなると「お金で解決できた頃が懐かしい」って気持ちにもなる(笑)。
先日、ちちが交通標記を見落として、上記の「交通警察」に呼び止められた。
「罰金」で、なんでも警官に直接払うのではなく、なんやら面倒くさそう。ちち、だめもとで、
「車は仕事で使うんだよ。罰金を君に直接払うことはできないかな?」
「あなたどこから来たの?」
「日本だよ(パスポートを見せる)」
「ふ~ん・・・。日本はどうだか知らないけど、ロシアでは何でもありさ」
てな具合で、罰金は彼のポケットへ(笑)。
日本だと大問題に発展するかもしれないけど、ここでは本当に「何でもあり」・・・とはいえ、昔ほど「何でも」とはいえなくなってきてはいるけど。
何でもあるといえば。
大昔だけど、帰国直前の学生さんが子猫を拾い、帰国時、そのまま連れて行こうとしたら(検疫も受けてないし、書類もない。子猫を抱いてそのまま乗ろうとした)、当然、チェックインでおおもめ。学生さんはカウンターで号泣したけれど子猫は没収、彼女は帰国の途へ。飛行機の中でもあきらめきれずにないていたら、客室乗務員が彼女のひざにポンと何かを置いていったとか。何かと思ってみたら、な、なんと・・・それは先ほど取り上げられた子猫ちゃん!日本の税関をどうすり抜けたか知らないけど・・・・本当はいけないことだけど、味のあることをするな~。
かく言う私も、帰国便に乗り遅れそうになり(出発20分前)、よそのチェックインカウンターのお姉さんに冷たくされ、シクシク泣いていたら(爆)いろんなロシア人が寄ってきて、何とか飛行機に乗せてもらえたことがある・・・・。
ロシア人は情に厚い。
ただ。。。今のモスクワの人たちは昔とはかなり変わってきている。その件については、また別の機会に。
ははは!
このアンケートに答えた人たちは、正直に答えていませんね?
だって、「賄賂を渡さずに、円滑に物事を進めていくことなんて不可能」だから。
外国人であるワタシ(1995~2000年 2005~現在までモスクワ在住)でさえ、何度となく賄賂(?)に当たるものを支払ってきたし、逆に「賄賂を要求」されたこともある。ロシア人で一度も賄賂を払わずに生活できた人がいるなんて話は、信じない(笑)。
現在はだいぶよくなって、賄賂を必要とされることはだいぶ減ったのは事実。前回の駐在時は今とは比べものならないほど、賄賂が横行してた。一応、正規の料金などが提示されていても、その金額だけを持っていたのでは駄目。いつでも多く、余分に・・・が絶対。
一般の外国人が賄賂を要求されるのは・・・・「交通警察」が多い気がするなあ。
今は(名誉のためにフォローするけれど)そういう人たちは少なくはなっている。
ただ、前回の駐在時、外国人の使用する車両のナンバープレートは色分けされていた。外交官は「赤」、駐在は「黄色」・・・・なので、車で街中を走っていると、理由もなく呼び止められ(外人目当てで)・・・あれやこれやと言いがかりをつけられて、「罰金ね」。または「免許を取り上げ」といわれ、こちらから「お金でどうにかならないかな」といわなきゃならない方向に持っていかれるとか。そんなこんなで、有形無形な形で賄賂が横行し、逆に「お金を払いさえすれば」「シロが黒に、黒がシロに」なることだってざらだった。ワタシはそれを見てきたし、経験もしたので間違いない。
現在、外交官以外のナンバープレートはシロに統一され(黄色がなくなった)、しかも「正当な理由もなく、車両を止める」ことはほとんどなくなった・・・変われば変わるもんだぁ・・・と感無量。ただおまわりさんもまじめになったので、困ることもしばしば。交通違反を犯して、まじめに処理されると、免許を取り上げられたり、遠くの役所に呼び出されたり、いろいろ不都合が生じる。そうなると「お金で解決できた頃が懐かしい」って気持ちにもなる(笑)。
先日、ちちが交通標記を見落として、上記の「交通警察」に呼び止められた。
「罰金」で、なんでも警官に直接払うのではなく、なんやら面倒くさそう。ちち、だめもとで、
「車は仕事で使うんだよ。罰金を君に直接払うことはできないかな?」
「あなたどこから来たの?」
「日本だよ(パスポートを見せる)」
「ふ~ん・・・。日本はどうだか知らないけど、ロシアでは何でもありさ」
てな具合で、罰金は彼のポケットへ(笑)。
日本だと大問題に発展するかもしれないけど、ここでは本当に「何でもあり」・・・とはいえ、昔ほど「何でも」とはいえなくなってきてはいるけど。
何でもあるといえば。
大昔だけど、帰国直前の学生さんが子猫を拾い、帰国時、そのまま連れて行こうとしたら(検疫も受けてないし、書類もない。子猫を抱いてそのまま乗ろうとした)、当然、チェックインでおおもめ。学生さんはカウンターで号泣したけれど子猫は没収、彼女は帰国の途へ。飛行機の中でもあきらめきれずにないていたら、客室乗務員が彼女のひざにポンと何かを置いていったとか。何かと思ってみたら、な、なんと・・・それは先ほど取り上げられた子猫ちゃん!日本の税関をどうすり抜けたか知らないけど・・・・本当はいけないことだけど、味のあることをするな~。
かく言う私も、帰国便に乗り遅れそうになり(出発20分前)、よそのチェックインカウンターのお姉さんに冷たくされ、シクシク泣いていたら(爆)いろんなロシア人が寄ってきて、何とか飛行機に乗せてもらえたことがある・・・・。
ロシア人は情に厚い。
ただ。。。今のモスクワの人たちは昔とはかなり変わってきている。その件については、また別の機会に。
by teachermakizo
| 2006-06-22 14:41
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