人気ブログランキング | 話題のタグを見る

ワクチン接種

昨日、コドモタチをシャンプーして、ユーリ&バレリアに電話した。

去年の「採血失敗事件」(?)以来、なんだか不信感がつのっちゃって全然連絡していなかったのだけど・・・モスクワで2度目の春を迎え、前回のワクチン接種から1年4ヶ月が経過。モスクワの汚い環境や雑誌なんかを読むにつけ、「イヤだけれど、1度はココのワクチンを受けておかないとなあ・・・・」という結論に達した。日本にいたときは、色々考えた上で、ワクチンは1年半~2年に1回と間を空けて接種していた。もちろん、製薬会社は「毎年」と言っているので、万が一この間に何かあったら自己責任。主治医にもその旨伝えてあった。

できれば・・・ワクチン毎年うちたくない。
が・・・いまや環境が違う。何度も強調するようで恐縮だけど、ココは衛生的にも問題があるし、野良犬も多い、狂犬病も発生している。蚤&ダニが多く、おそろしい「パベシア症」も発生している・・・というわけで、気の進まないフロントラインや虫下しもいわれたとおりに行っている。状況が分からない以上,仕方がない。

で、時間よりはやく、ユーリたちがやってきた。
コドモタチ、大喜び。しばらくぶりだからなあ・・・・。

バレリアが「レーニンスキー地区でパルボとアデノウィルスがでた。しばらく、ありょろじの散歩は出来る限り控えて、見知らぬ犬には絶対に近寄せないで」という。ひ~!!!偶然だけど、ワクチンにはいいタイミングだったか?2週間はお風呂はダメ。カットもトリミングもダメ。とのこと。

こちらには犬にもパスポート・・・と呼ばれる冊子があり、人間の母子手帳みたいに、予防注射の記録、受診の記録などなどが記入される。ありょろじがこちらに来て初めてユーリたちに受診したとき、「パスポートは?」と聞かれてビックリした。もちろん、もっているわけもないので、作ってもらったが。今回のワクチン接種もパスポートにきちんと書き込まれた。

本当は・・・・注射が終わったら「さよなら!」のつもりだったが、彼らはいつも我家によるとお茶していく習慣で(汗)、今日も「コーヒーは??」とのこと。この辺が日本人とは違いますな。最初、しょうがないのでお茶を入れたら、「コーヒーがいい」とのたまふ。・・・しょうがないので入れなおしましたよ・・・あ~、お人よしなワタクシ。お菓子もお出しして、少し情報交換しました。

どうして・・・・ユーリたちに予防接種等をお願いするのか(街中のクリニックまで行けば、うんと安くで予防接種等も可能なのに)。それは・・・・

① 動物病院で病気をもらう可能性があるので、できれば避けたい
② 彼らは外人のペットの治療や輸出、輸入の手続きを多くこなしており、
  日本に帰るときに獣医師に書いてもらう書類が色々多いのだが、彼らに頼むと
  (慣れているので)書類がすぐに準備してもらえる。
③ いろいろな面で(詳細は書けないが)融通を聞いてもらえる可能性がある
④ 日本への動物輸出手続の経験がある

いい人たちなので、不信感が薄らげば、前のように仲良くなれる・・・かも。実際だいぶ拒否反応が薄くはなってきたし。

今回の料金。犬2頭の予防接種(何種の予防接種だったか聞かなかったな)+往診料金=2300R(約10000円・・・日本よりは安いが・・・・やっぱり高いなあ・・・とほほ)。注射針も薬の容器もココでは全て普通のゴミ箱へ・・・・いやはや、恐ろしいですな(しかも、ゴミ箱をあさる人も多いので、さらにコワイ)。
ワクチン接種_c0015041_2345863.jpg

しばらくお散歩なしだって・・・・
by teachermakizo | 2006-04-24 23:12 | Alyosha