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ミッション・・・【eela】ラボに行く編

検査に必要な血清は、0.5ml。
冷やすか凍らせるかの状態にしておく。

ホテル滞在中は、ミニバーに入れておいたので問題ない・・・が、ラボに行くまではどうしようか?ラボ自体は、地下鉄で数駅行ったところから徒歩5分と近いので、そのままでも大丈夫だとは思う・・・が、しかし。やはり何らかの形で「冷やして」もって行った方が好ましいだろうとも思い、知恵を絞った。

で。

MACに行って、テイクアウトのときに入れてくれる「蓋付のドリンク」の入れ物に、氷(ホテルのインストラクションには、2階に製氷機があると書いてあった)をいれて、血清をビニールにつつんだうえで突っ込んでいけばいい!

と決めて、日曜の夜にMAC(めちゃくちゃたくさんある)にジュースを買いに行った。
ジュースだけだとあれなので、ハンバーガーも注文。どうでもいいが、全てがフィン語&スウェーデン語なので分からず・・・写真を指差して「これ」とコドモのように注文してみる。お姉さん自体は英語が通じたので、肝心のジュースは(お腹の調子が悪いので)オレンジジュースにしてみた。座って待ってて・・・というので、ぼけ~っと座って待つこと数分。お姉さんが袋を持ってきてくれた。

数日前・・・ちちに「これがお小遣いだよ。無駄遣いしちゃだめだよ」を渡された数百ドル。
それでなくても多くはなかったのに、出発する前(モスクワにいるとき)にどうしてもの出費で数百ドル使ってしまい・・・手持ちは400ドル。そのうち・・・200ドルは検査料金。全部使ってしまうわけには行かないから、100ドルは両替せずにおくとして・・・15ドルがホテルのNET使用料。空港までの運賃、ラボへの交通費・・・・計算すると、5ユーロくらいしかあまらない。ははは、コーヒー2杯分だな(ちなみに食事代は含まれてないので、朝食だけで頑張る)。

その貴重なお金でMACを買った・・・これもこれもカップが欲しかったからなのだが。

部屋に入って、袋を開けてビックリ。
オレンジジュースが思っていたカップに入ってなかった(涙)。蓋付のテトラパックみたいなヤツ。思わずベットに倒れこんでしまったが、気を取り直して・・・これでもぎりぎり入らないこともない(口が狭いのと高さがぎりぎりだったけど、蓋はしまる)。良く洗っておいた。

翌朝・・・朝食時に製氷機から氷をもらってこようと取りに行ったら・・・ない!!!製氷機がない!どうやら故障中らしい。

食事を取りながら、どうやら怪しまれずに氷をもらうか考えていた。朝から氷がほしいいなんて変に思われるだろう。夜だったら、ミニバーの酒でも飲むのかなと思ってくれただろうけど。・・・悩むことしばし・・・・で、気がついた!ミネラルウォーターの入っているボトルが、氷入りのバケツに突っ込まれていることに(笑)。必要な氷は3-4個もあれば充分だろう・・・・水をとりにいく振りして、こっそりバケツから氷を盗む女(←怪しい)。紙ナプキンに包んで。そそくさと部屋に帰った。


血清は準備万端。

実は、ワタシより前にヘルシンキで抗体検査をしたヒトが、非常に詳細にわたるレポートをブログにアップしてくれていたので、それをカラーコピーしたものを持参。これで完璧だ!担当者のヒトには「10時前には行く」と約束してあったので、万一に備えて1時間前に出発した。

まず・・・トラム(市電)で行くか、地下鉄で行くか迷ったが・・・ここは安全策をとって地下鉄で。地下鉄に乗るのは初めてだが、切符販売機には英語の記載があるので助かった。で・・・ホームはどっち?って感じで・・・地図を見ようと思ったら、電車が入ってくる。もし、これが目的地に行く方向だったら???間違ってたら次で降りればいいや・・・とあわてて乗り込んだ。

ラッキーなことに、目的地に行く方向の電車だった!

目的地まで3つほど。駅の間隔が短くて、1-2分だったのであっという間についた。
地図とカラーコピーを片手に地上に。ここから5分ほどでつくという話だったので、テクテクあるく・・・とあっという間についた!やっとだ~!

が。敷地内がめちゃくちゃ広く、地図もあるが良く分からず。
ここで。。。カラーコピー大活躍。行くべき建物の前には「黄色い小さな家」があるらしい・・・敷地を歩き回っていると、あった!黄色い小さな家。敷地の端っこの方で、本当にこんなところにあるのかな?というようなところだったが、その家の前に「総合受付」があり・・・その隣が担当者のいるラボ。総合受付で担当者を呼んでもらって、無事に血清を渡すことが出来だ。

1サンプル  70ユーロ(1万円くらい)
検査申込書

結果がでるまで2週間。結果は郵便で送ってくれる。
結果をEMSかDHLでお願いしようと思ったのだが、何もかもこちらでアレンジしなければならないということだったので、仕方なく普通郵便で。万一、郵便が紛失しても、結果は再発行してくれるそうなので安心だ(日本に帰るときの書類に、検査結果を添付しないとならない)。

ホテルを12時でチェックアウトして、16:40分の空港行きバスに乗る計画。
ショッピングが出来るのはバスの時間までだったのだけど、土曜日、日曜日と歩きすぎて足が・・・・(涙)。お腹もすいてるけど、残ったドルはユーロに両替はしたくないし。傷む足を引きずりつつ、町をぶらぶら。ストックマン(デパート)の6Fのセルフのレストランでコーヒーと菓子パンを食べ、カードで買い物。

空港について、お財布の中を見たら0.9ユーロしかなかった。
見事なまでに使い切ったね(笑)。

モスクワに着いたら、ちちとコドモタチが迎えに来ていたよ。
忠犬だったはずのろじは、元気いっぱいだったとか。その代わり、ありょたんが元気がなかったとちちがレポートしてくれたよ。

意外だなあ、ろじが元気いっぱいだったなんてさ。
でも・・・無事にミッションを果たすことが出来て、本当に肩の荷が下りたよ。
それにしても・・・犬を帰国させるのにも、ホント、お金かかるなあ。
by teachermakizo | 2005-10-10 23:23 | はは