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ありょたんの悲劇

木曜日の夜から、ありょたんが変だった。
食欲はあるけど元気がなく、金曜日にいたっては一日中寝ていた。
歩くときもノロノロだし、ベットに上るのも億劫そう。

・・・また関節炎かな。

と思っていたら、良いほうの目が真っ赤になり、目やにもおおく
ありょたんも目を痛そうにシバシバさせていた。

・・・なにかある。

嫌な予感がした。

土曜の朝に、ちちが眼科医(ウィノナ=ライダー似)に電話して相談したところ
日曜日に前回行ったクリニックに来るか、土曜日は別のクリニックで診察しているので
そっちに来てもらってもいいとの返事だった。彼ら(女医さんと若い医者)は週2回づつ
巡回しながら診察しているのだ。

で、今日は車もあるので今日見てもらいに行くことにした。

今回のクリニックはモスクワ南東、モスクワ市の端っこ。地図を見ながらたどり着いた。
驚いたことに、ここのクリニックはきれいだし、掃除も行き届いている。ウケツケの
おばさんも親切だし、患者も我が家の近くよりはずっと少ない。

さて、診察。
一目見るなり、医者の顔色が変わった。瞳孔を開ける目薬をさして、再度診断。
悪いほうの目ではなくて、白内障が比較的進んでいなかったほうの目が急速に
(白濁したほう以上に)悪化して、炎症を起こしているとのことだった。このまま
炎症を繰り返していると、視力はおろか,眼球自体も取り除かなければならなくなる
との診断。前回は2月8日に診察を受けているから、ほんの数週間であっという間に
悪くなったことになる。

とにかく・・・炎症を抑えるとのことで、目(!)(性格には眼球近くの粘膜)に注射
を打つとのこと。ありょたんをちちと若いニイチャン先生が抑えて
なだめたり、すかしたりしながら注射。かわいそうで涙が出そうだった。
ありょたんはちょっと泣いたけど、ちゃんと注射をさせた・・・えらいぞ。

とにもかくにも炎症を抑えないと、今後のことは話し合えないらしい。
水晶体が壊れ始めているので、危機的状況。目薬を処方してもらって
2種類の目薬を1日3回・・・来週必ず受診とのこと。

憂鬱な気持ちで車にのると・・・エンジンがかからない(涙)
ちちが車のライトをつけたままだったらしく、バッテリーが上がってしまったのだ。
踏んだりけったり・・・・ロシア版JAFを呼び・・・・車の中で凍えること1時間・・・・
何とか家に帰れました。

注射が良かったのか、ありょたんの目は綺麗に。この目がなくなるなんて
信じられない。ユーりと、手術の選択肢を含め、相談しようと考えている。
by teachermakizo | 2005-02-26 10:00 | Alyosha