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『愛は有害なもの』

角膜炎って痛みがすごいんですね・・・。王子は一昨日の夜はほとんど寝れないようでしたが、昨日の夜は(あまり効き目がよくない目薬ではあったが、痛みは軽減したらしい・・・・)よく寝てました。ぐっすり、くったり・・・です。

昨日診察してくれた「金髪美人獣医」の診断が信頼できないわけではないけれど・・・彼女は多分、眼科医じゃないし・・・ありょたんの眼はいろいろ問題が多く、今後の主治医を探したい気持ちもあり、またまた昨日のクリニックにいってきました(ほかに眼科医がないか探したんですけど・・・NETで「はっきり」確認できたのはここだけでした。

で。クリニックについて、受付けで「眼科医のワジム=ペトロービッチの診察を受けたいのですが」といったら、お姉さん、変な顔:「誰ですって?」。「眼科医のコロエンコ先生の受診したいのです」といったら、お姉さん「彼は当の昔に辞めました」。

・・・・だったらサイトから名前消しといてくださいよ(怒)。しかも辞めたのがそんなに昔なら。

「眼科医がいるって聞いたんですけどねえ(怒)。昨日も電話して確認したんですが(怒)」。どんな症状があるのかと聞かれたので、「白内障、ドライアイ、角膜炎の三重苦」といったら「ちょっと待ってて」と奥に消えていった・・・・。

しばらくすると呼ばれたので、診察室に入ると・・・そこには「タイムボカンシリーズ」の悪役・ボヤッキーを知的&金髪にしたような長身の先生が!どうしたんですか?とたずねられたので、これまでの経緯&あらかじめ「犬の病気辞典」(もちろんロシア語で)勉強してきた成果を披露(笑)。先生に「あなた獣医ですか?」とたずねられましたわ、ほほほ。この先生、昨日の「金髪美女若い姉ちゃん獣医」とは違って、本当に細かく触診、眼もスコープで診てくれて・・・われわれ、ほっとしましたわ。やっとまともに診察してもらった感じ。昨日は「大暴れ大騒ぎ」だった王子も、今日はおりこうさん・・・・。

「ボヤッキー先生」は一通り診察した後、われわれに椅子を勧めてくれて、本当に丁寧に「白内障」という病気、そして今の王子の眼の状態、「角膜炎」治療や今後の治療について説明してくれました。そして最後に

「犬を愛し過ぎてはいけません。愛しすぎると、犬は病気がちになりますよ。過度の愛は有害なものなんです」

といわれましたよ。「愛しすぎている」ように見えたのかなあ・・・・。
変わったことを言う獣医さんでした。でも親切だし、丁寧だし、ありょたんもいやじゃなかったみたいだし・・・・しばらくこの先生にお願いしようと思います。

結局、やっぱり「角膜炎」という診断でしたが、痛みをとるような目薬の処方箋を出してくれました。やっと少し安心できた気がします。
by teachermakizo | 2007-11-21 21:51 | Alyosha