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狂犬病予防接種

今日は、狂犬病の予防注射の日。

夕方、お散歩から戻ったところ、玄関口でユーリたちとばったり。
おお、危ういところで待たせるところだった!

農林水産省の規則では、2回狂犬病の注射を打たねばならない。
実は・・・これはとても危険な行為で(ユーリたちも憤慨していた)規則では「1ヶ月以上間を空ける」と書いてはあるけれど、やっぱり2回目の予防接種で体の弱い仔、歳をとってる仔は死んでしまったそうな。カワイそうに・・・・。

先日、農林水産省の動物検疫の担当にクレームのメイルを書いた(血液の輸出許可が出ないので皆密輸している、どうにかしてくれ)ら、のらりくらり(さすが、役所)挙句の果てに「もう一回良く調べて」とのこと。で、数日前、大使館の領事部に問い合わせの電話をしたところ、本当に最悪な対応で「もう二度と聞かん!」と心に誓ったほど。規則は作るけど、その規則に「合法的に」従うと、飼い犬や猫が死んじゃったり、密輸しないとならなかったりでは意味がないのではないだろうか・・・しかも、官僚と呼ばれる人たちは、何であんなに偉そうなのか?月並みなヒトにタイトルを与えると、あんなに横柄で失礼になるものなのか・・・・・なぞ。

予防接種の話に戻ると、予防接種はヴァレリアが「チーズを食べさせている間」に、ユーリがチックン・・・・で終わった。普段は、超大げさ王子(打つ前から泣き叫んでいる)も気がつかなかったほどの早業だ。さりげなく、ワクチンの出所を探っていたところ、「心配しなくてもいいよ。フランス製だから」(笑)。なぜなら・・・以前は「ワクチンを打つほうが体に悪い」といわれるほど、粗悪なものを使用していた・・・と長く住んでいる方から教えてもらったので、やや心配だった・・・あはは。

で・・・2週間はシャンプーしたり、ぬらしたりしちゃ駄目!と厳しいお達しが(涙)。
ろじはともかく、ありょたんはきつい。日本だったら1週間でいいのにな。

そして・・・面白いのだけど、動物のパスポートを作ってもらった!

ロシアでは、動物は一番初めに獣医にかかったときに「パスポート」を作ってもらう。
そこに病気の履歴や予防接種暦などが書かれて、パスポートをみれば、別の獣医にかかっても必要な情報が分かるようになっている。日本の場合は、獣医さんのところにカルテとして保存されるので、獣医さんが変わってしまうと、飼い主が必要事項を説明しないとならない。

ありょろじも「ロシア」に住んでいる以上、パスポートがなくては・・・・ということだった。
それにしても・・・ありょたんの病歴はこんなちっさい冊子に書ききれるのだろうか・・・・。

ユーリ&ヴァレリアは親切だし、ウチノコたちもなついているので気に入っているのだけど、問題は「高い」!各国大使館や駐在員相手に仕事をしているので、乗ってる車もクライスラー・・・ワタシ、てっきり「ロシアの獣医」って言ったら、ラーダかモスクヴィッチのロシア車だと思ってたんだけどね(爆)。
by teachermakizo | 2005-09-06 10:27 | その他