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ロシア・ケーキに関する考察

ワタクシが初めてロシアの地を踏んだのが1990年。
その後、本格的に勉強する・・・といって、再度この地にやってきたのが1995年。

95年当時のロシアの食べ物はおいしくなかった。
甘いものは、特に不味かった。

ロシア人は、甘いもの大好きなのに「何故にこんなものをありがたがるのか?」というほど不味いケーキをうれしそうに食べていた。当時、私はロシアのケーキを「砂糖爆弾」と呼び、一度知らずに買ってしまってからは「二度と」買ったことがなかった(が、仕事場で同僚が誕生日だと食べざるをえない羽目に・・・)。当時のケーキは、砂糖で固めたメレンゲだけで作った土台にバタークリームがどーんとたっぷり。

そして・・・。
経過すること15年。

ロシアのケーキは、ずいぶんとよくなっていた。
あんなに一世を風靡していた「砂糖爆弾」は、もうなかった(地方都市ではまだあるに違いない)。

しかーし。

不思議なのだけど、ロシアのケーキって「スポンジ」土台じゃない!
ムースっぽいのが多い。

で、日本で言うスポンジのことを「ビスクウィット」と呼んでいて、日本で言う「ショートケーキ」みたいなのを「ビスクウィット なんちゃらかんちゃら」と「トルト」(ケーキ)とは分けているみたいなんだな(少なくとも、この前入ったイタリアンのレストランではそうだった)。

それにしたって・・・やっぱり、ロシアのケーキはクリームが多すぎ!
先日「GG」(日本のカボチャが3000円で売っているところね)で、「ビスクウィット」のケーキ(スポンジ・ケーキだっていうからホールで)買ったら・・・・

ロシア・ケーキに関する考察_c0015041_19102045.jpg


こんなだった(驚)。クリームを削ぎながら(涙)食べました。



スポンジいっぱいのケーキが食べたいよう!!
by teachermakizo | 2010-04-20 13:53 | はは