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520ユーロ(驚愕)

今日は、「狂犬病抗体検査」のための血清を作ってくれる・・・という動物病院へ話を聞きに行きました。ま、すぐにできるのであれば今日採血でもいいとは思っていたのですが・・・ワタシテキにはなんとなく「今日は犬は要らない」気がしていたので、まずは置いていきました。

地図と住所を頼りに言った先は「動物生物学インスティトゥート なんちゃらかんちゃら・・・・・」と長い&立派な名前がついている研究所?だったのですが・・・・指定の住所にあった建物は・・・・

(日本でいう心霊現象の名所といわれるような)廃墟(にそっくりな)建物

ボロイ建物には慣れていた我々ですが・・・・↑の偉そうな名称と建物のギャップにびっくり(汗)。いや~、看板が出てなかったら、多分、永久に見つけられなかったかも・・・。

正面の玄関ドアは閉まるけれど、2枚目のドアは「枠ごと」思い切り外れて、脇に立てかけられており・・・・建物が恐ろしく傾いているので、枠とドアが外れてしまったようだ。確かに「肉眼」で見ても恐ろしく傾いている・・・マジですか?地震がなくてホントによかったね・・・。

セメントで塗られた廊下、階段、裸電球、古びたドア・・・・おおお。
ここで写真をとったら、きっと何か写るよ(マジで)。

階段を上って、2階?3階だかにクリニックがあり・・・恐ろしく狭いが、まあまあ綺麗。

どうやらココは「完全予約制」を取っているらしい。
確かにそれ以外に方法がなさそう・・・というのも、受付部分が狭すぎて待つスペースが全然ないから。狭い受付にちょっと椅子があって、カウンターにPC1台にオバサン一人。

電話がひっきりなしになる中、おばちゃんに「日本に犬を輸入するための『狂犬病抗体検査』が出来るか」と聞いたのだが・・・・話の内容が日本語でも難しいのにロシア語で説明するとなると大仕事で。チチと2人がかりであれこれ聞いたけど、結局のところ、

検査は出来る。取った血液&血清はフィンランドに送られる。
結果は1ヵ月後書面で受け取れる。費用は1頭260ユーロ


ということしか分からず。一番肝心な「検査機関はフィンランドのどのラボなのか?」は分からないので、採血時に先生に聞くように・・・だって・・・・。農林水産省が定めたラボでの検査結果じゃないとダメなのに・・・。

で、260ユーロ!(日本円で約35000円です)×2頭=502ユーロ!

ひえ~~~~~!高いよ!
採血、血清、血清郵送料、フィンランドでの検査料、結果の郵送料・・・あれこれ全部混みの金額とはいえ、それでも高い!

ちなみに・・・モスクワには日本の指定検査機関があり、モスクワ在住&近隣の場合は、直接犬&猫をそこに連れて行って検査してもらうのが一番簡単で安く、安心。ちなみに

検査結果 2週間で  4000R
       1週間で  7000R
        3日で  10000R

※The all Russian State centre for quality and standardisation of Veterinary Drugs and Feed(VGNK)で検査した場合。(今日現在)

確かに安くはないけど、さすがに260ユーロよりはましか・・・・ねぇ?

かといって・・・750KM往復でモスクワにコドモタチを連れてチチに運転してもらうのも・・・・ため息。ま、自分でフィンランドに行くよりは「多少」安い(安くないかも・・・・(涙))と思うしかないのかね?ま、チチ財布からの出費だから良いとするか。

そうそう、あと、サンクトのここで「抗体検査」をお願いする場合、採血日が病院で決められているので、その日を聞いて予約しないとなりません(予約なしで犬を連れてってもダメ)。採血日には「空腹」な状態にしておくこと。朝ごはんは抜きで。

ありょろじの採血は26日に予約しました。
by teachermakizo | 2009-09-13 13:07 | Alyosha