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ヴィボルグ

チチ曰く:

ヴィボルグは「ヘルシンキ」に似ていて、土日には「町の中心部の広場いっぱいに市」がたつらしい

犬のオカアサンは思う:

ほほう。それは面白そうだ。なにか「掘り出し物」もあるかもしれない

というわけで、「ヴィボルグ」なる街に行ってまいりました。

さて、「ヴィボルグ」という街はどこにあるのか??といいますと、サンクトペテルブルグから130KM。さらに40KMも行けば、フィンランドとの国境線にぶつかるというほどフィンランドの近くに位置します。歴史的にもこの街はフィンランド領だったこともあり、お城や建築物など「ロシア風でないもの」が現存します。

チチは自分のブログのネタにパチパチ写真を撮りまくり・・・でしたが、ワタクシは自分が写真嫌いなせいか、観光地に来ても写真なし・・・なのでWIKIからちょいと画像をお借りしました・・・・。こんなところ↓です。
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フィンランドが近いせいか、フィンランドナンバーの車も多く見かけました。

今回は・・・犬のコドモタチも「どうしても一緒に行く」といって聞かないので連れて行きましたが・・・・ここ最近、サンクトは遅まきながら夏が来たようで、かなりの暑さ。車の中においておくこともできず、かといって外を歩かせるのも暑すぎる・・・という感じ。結局、我々も肝心な見たい場所は「一人づつ交代で」。あとは車でぶぶぶぶ~っとね・・・・いったい何しにいったんだか(汗)。

そもそも・・・・チチの主張していた「土日には広場いっぱいに市が立つ」って・・・・市場どこ?(爆)

広場に行ったら、ぽつんと「一列」(笑)テントがあって・・・・おばあちゃん達が自分で編んだ籠を売ってましたわ。あとは・・・・今時分は全く売れなそうな「超厚手のウールの靴下、革のスリッパ」(これはヘルシンキなんかで売られているものとほとんど同じ。一時期はフィンランド領だったこともあるせいかな)、ちょっとしたガラクタ、お土産・・・・おしまい。

犬のオカアサン:  ・・・・・・(呆)。「広場いっぱいの市場」はどこ?
犬のオトウサン:  あれ?おかしいなぁ・・・・(滝汗)。

そんなわけで。

王子は「暑いよ、つらいよ」とうるさいし(日本に帰ったらどうする気だ)、「当初の目的のものもなかった」ので、早々に帰途に着きました・・・・・・。

あ、でも、おばあちゃんが編んだ「手編みの籠」は3つほど買いました。サンクトやモスクワで買うよりは「少しだけ」安かったです。おばあちゃん達も「安いよ」とはいわなかったな、そういえば(笑)。そうそう、最近のロシアのお店では、「安いよ」といわず、「高くないよ」っていうんですよ。ニュアンスがちょっと違う・・・人間と同じように、言葉もやっぱり「生きてるなぁ」って感じがします。
by teachermakizo | 2009-07-19 11:03 | その他